イベント情報

旧三笠ホテルのギャラリーにて、ポール・ジャクレーのポスター展を開催します。

フランス・パリで生まれたポール・ジャクレー（1896～1960）は、3歳の時に来日し、64歳で亡くなるまで日本で過ごしました。10歳で浮世絵の模写を行い、13歳の頃には池田輝方・蕉園夫妻のもとで日本画を学びました。

江戸の浮世絵を愛し、38歳頃に自ら摺師・彫師と協働し、木版画作品の刊行をスタートします。

1944年に軽井沢へ疎開し、これを機にこの地で暮らしはじめます。南洋の島々、日本、韓国、中国等さまざまな国の老若男女を鮮やかな色彩で表現した作品は、戦後に駐留アメリカ軍の人々から高い評価を得ていきました。

今日でも、万博のフランス館でポール・ジャクレーによる版画が飾られています。